健康 乳房の一ヵ所にしこりがある病気 気になる病気辞典 |
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早めに専門医の診察を受けることです。視診、触診で疑いが生じれば、超音波断層写真、マンモグラフィー(X線検査一の検査をします。このふたつの検査によってほぼ診断は可能です。この検査は、いずれも乳房を圧迫される以外は、苦痛をともなうことのない検査です。短時問で終わります。この結果、すこしでもがんの疑いがあれば、しこりの細胞を顕微鏡で調べ(組織検査)、最終診断が下されます。組織検査は、乳房のしこりに針をさして細胞をとります。組織検査でも診断がむずかしいときは、局所麻酔をしてしこりを切除し、詳しく調べることもあります。早い段階で発見されれば、乳がんはなおる病気です。早期の乳がんでは、乳房を残す手術(乳房温存手術も可能です。 このうち、乳腺症や乳腺症をともなう嚢胞の場合は、皮膚の表面の変化がない、しこりが固定していない、さわるだけではしこりははっきりせず、つまむとわかるというようなことから、診断はつきやすいのです。でも、乳腺線維腺腫は乳がんとの区別がむずかしいことがあります。乳腺線維腺腫と確実に診断できない場合は、細胞の組織検査や組織生検をします。超音波検査やX線検査だけでは、絶対にがんではないと結論することはむずかしいのです。 乳腺線維腺腫そのものは良性腫瘍です。乳房の腫瘍のなかではもっとも頻度の高いものです。20代の女性から40代、50代の女性にみられます。しこりはさわると、ころころとよく動きます。一批ン以下の小さなものでは自然に消えてしまうものがまれにあります。そのため、乳腺線維腺腫と診断されれば、しばらくの期間、ようすを観察することになります。その場合でも、3ヶ月から6ヶ月に一度の診察、検査を受け、自分自身でも変化に気をつけることがたいせつです。 正常な乳房の一部である乳管をつまんで、しこりと聞違える場合があります。 月経の数日前から月経中にかけては、乳管はホルモンのはたらきで充血します。これをしこりのように感じることがあります。生理的なもので、まったく心配はいり塞せん。月経が終わればもとに戻ります。なお、乳がんの自己検査はこの時期を避けて行います。 |
| ●超音波断層写真超音波検〕 超音波の反射波を画像化して診断に役立てる装置です。仰向けに寝て、乳房を探触子でなぞると断層画像がモニターに出ます。乳腺の内部がはっきりと写し出され、乳管の病変を知ることができます。検査はまったく苦痛はありません。 ●マンモグラフィー 乳房のX線検査です。乳房を上下からはさんで、全体のシルエットを撮影し、触診ではわからないような小さなしこりなどの病変を調べます。乳頭から異常な分泌物 があるときには、造影剤を注入して、乳頭造影を行います。胸が豊かな場合はそれほど苦痛はありませんが、一つすい場合は多少苦痛があります。なお、乳がんの診断には、超音波検査だけでは不十分で、マンモグラフィーも必要です。得られる画像の部位が違うからです。 ●乳房温存手術 乳がんの手術は、生命を助けることを第一に、がんの発生した場所だけでなく、大胸筋、小胸筋、腋窩リンパ節までとる方法が行われてきました。でも、最近では、手術後の生活を考えて、乳房温存手術がふえてきています。ただし、この場合、手術した断端にがんの遺残が30%もみられるというデータもあり、医師はこの手術に関しては慎重です。乳がんの進行状態などを厳密に判断し、可能なものに対しては、大胸筋、小胸筋を残し、乳房を部分的に切除して、あとは放射線治療を行うのです。また、乳房をとった場合でも、乳頭は色素の濠い部分の皮膚を移櫃したりして、乳房の形成が行われてもいます。 |
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