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乳房のあちこちにしこりがある
境界のはっきりしないしこりが両側の乳房のあちこちにみられたり、乳房全体がでこぽこして、ややかたい感じに触れたりするときは乳腺症の可能性があります。
乳腺症は乳房の一部の組織が増殖したもので、。ホルモンのアンバランスが原因で起こるのではないかといわれます。乳房が張ったような感じがしたり、しこりの部分を押すと痛みを覚えることがあります。月経の始まる前に、乳房の張りや痛みが強くなり、ときに白色または黄褐色の透明な乳汁が出ることもあります。10代の若い女性や40代以降の中年女性にしばしばみられます。乳腺症と診断されれば、治療はふつう必要ありません。なお、しこりの一部が、がんの場合もないわけではないので、しこりに気づいたときは、早めに専門医の診察を受け、がんではないことを確かめておきましょう。乳腺症が将来がんになるかどうかは、まだはっきりしていない部分もあるのですが、一般にはその心配はないと考えていいでしょう。

さわってみるとたくさんの球がころころしているような場合は嚢胞が考えられます。
乳房の一部の組織が増殖して、水様性の液体がたまった袋ができたものが嚢胞です。一ヵ所のしこりとして触れることもあります。ある程度大きくなると境界がはっきりしたしこりとして自覚することがあります。良性のもので、たいていは治療の必要はありません。気になるときは、細い針を皮膚の面からさして、嚢胞のなかにある液体を吸い取ればしこりはなくなります。ただし、大きい嚢胞の場合、吸い取っても、数ヵ月から一年くらいでふたたび液体がたまってくることがあります。なお、嚢胞ががんに変化することはありません。でも、嚢胞と診断された場合でも、しこりに注意して、念のため、半年から一年後にもう一度、診察、検査を受けることをすすめます。
●乳がんの検査
乳がんの検査は外科で受けます。最初は、乳房の視診と触診です。視診では、乳房の大きさや形に変化はないか、えくぼやひきつれはないか、皮膚に発赤やむくみなどの変化はないか、乳頭の陥没や乳頭の方向におかしいところはないか、分泌物の有無などをみます。そのうえで、触診によって乳腺の状態を丁寧にみていきます旬疑わしければ、一一次検査として、超音波検査、X線検査(マンモグラフィー)、サーモグラフィー(乳がん部分は温度が高い〕などの画像診断を行います
さらに精密検査が必要なときには、細胞診、一部を切開しての組織生検を行って、がんの診断をつけます。

乳がんの発生部位
乳がんは乳房の部位によって発生頻度が異なります。いちぱん多いのが乳房の外側の上万です。全体にまたがる8%多発する2%

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