健康 乳房の気がかり

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☆乳房の気がかり☆

乳房の病気は外科が受診科目です
乳房は子どもを養うためのものだから生殖器官ではないか、乳房の病気は†産婦人科が扱うのではないかと考える人が少なくありません。妊娠中や産褥期には産婦人科でも対応しますが、本来、乳房の病気は外科で扱います。妊娠中や産褥期でも、しこりなどの異常があるときには外科を受診します。なぜ、外科が扱うかは、乳房の構造からも理解できるでしょう。
 乳房は大胸筋と前鋸筋の上にあって、乳汁を分泌する乳腺組織と脂肪組織からできている腺器官です。その周辺を胸骨傍リンパ節、鎖骨下リンパ節、胸筋鼠リンパ節、腋窩リンパ節、乳房傍リンパ節などのリンパ節がかこんでいます。また、乳頭には多くの筋肉があり、乳輸には汗腺と乳輸腺(皮脂腺)があります。ちょうど皮膚と同じ仕組みになっているのです。
 また、ここでは女性の場合をとりあげますが、男性にも乳房はあります。乳腺もあります。乳房の病気はあるのです。乳がんにかかる人も、女性にくらべればごくわずかですが、いないわけではありません。乳房は男女とも胎児期に乳腺組織がつくられ、誕生後は休眠状態にあります。女性の場合は思春期にはいると、ホルモンのはたらきで乳腺組織が発達し、脂肪がたくわえられてくるのです。発生学からみても乳房の病気は外科の分野になります。
 いちぱんこわいのは乳がんです。
自己検診がだいじです乳房の病気のなかでいちぱんこわいのは乳がんです。でも、ほかの臓器と違って、乳房の異常は自分でみてさわって確かめることができます。週に一度でも鏡の前に立って乳房のようすをチェックし、しこりがないかを調べましょう。さらに年に一度、医師による乳がん検診を受けましょう。そうすれば、たとえ乳がんにかかっても、早期に発見し適切な治療を受けることができます。乳がんは発見しやすいけれど、転移しやすいがんともいえます。前述のように、リンパ節が周辺をかこんでいるので、がん細胞がリンパ管や血管を通って肺、骨、脳などに飛びやすいのです。おかしいと思ったら、放置しないで、すぐに医師の診断を受けることがだいじです。


●妊娠中、産褥期の耽房の痛気
妊娠中に問題になるのは、陥没乳頭です。授乳しにくいので乳首を出してやるプレストシールドなどの器具で手当てします。産禰期に起こりやすい乳房の病気としては、乳腺炎(乳汁の分泌に障害を受けて起こるうっ滞性乳腺炎、細菌感染による急性化膿性乳腺炎)、乳頭亀裂、乳頭漬痂などがあげられます。乳房のマッサ
ージをしたり、清潔を心がけることがだいじです。また、乳汁分泌不全は下垂体機能不全や乳管閉塞、乳児の吸い方が不足などいろいろな原因が考えられます。乳房のマッサージなどで分泌刺激を繰り返します。
男性の乳房の痛気
女性ほどではありませんが(女性一〇〇人の乳がん患者に対して一人いるかいないの率ですが〕、
男性も乳がんにかることがあります。勇性の場合は、乳房に乳腺組織はあっても脂肪組織が少ないために悪化しやすく、リンパ管や血管を通ってがんが転移しやすいのです。しこり、乳頭の陥没、乳頭からの血性の分泌物の有無のチェツクをしましよう。

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