【月経は女性の健康のバロメーターです】
女性には、思春期以降、閉経を迎えるまで、ほぼ月に一回、月経があります。月経は女性のからだのリズムをつくりだす女性ホルモンのエストロゲン一卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン一のはたらきによって起こります。月経が終わるころになると、卵巣にある卵胞からエストロゲンの分泌がふえ始め、子宮内膜を増殖させます。一方、卵胞が成熟して排卵(卵が飛び出す一すると、卵胞が黄体に変化してプロゲステロンが分泌され、子宮内膜を厚くして、受精卵を守るための妊娠の準備を始めます。でも、卵が受精することがないと、厚くなった内膜は受精卵を守る必要がないので、子宮の壁からはがれ落ちます。これが月経です。
妊娠すれば月経はありませんが、妊娠していないのに月経がない場合(無月経一は、子宮の異常や卵巣や脳下垂体などホルモンの分泌を促すはたらきに異常があると考えられます。さらに月経はあっても、月経の周期や期問、月経内容に問題があるときには、ホルモン分泌や、子宮、卵巣などの女性内性器などに異常があると考えられます。このように月経のようすをみれば異常の有無を判断することができます。月経は女性の健康状態を知るバロメーターといえるのです。
【ふだんから月経をチェックしておきましょう】
思春期の初期および更年期以外は、月経はほぼ正常にあるべきです。月経についてはふだんからチェックし、いままでとようすが違うときには診察を受けましょう。
チェック項目はつぎの通りです。
●月経周期26〜35日が正常。一般には28日型、30日型が多い。25日以下は頻発月経。40日以上は稀発月経。
●月経持続期間3〜7日が正常。8日以上は過長(多)月経。2日以内は過短(少)月経。持続期間によっても出血量の多少がわかる。
●月経血の量一回の月経で40〜60ml。
○月経血暗赤色で血のかたまりのない流動血。
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●閉経
月経が停止して一年たっても、無月経の場合を閉経したといいます。卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン〕の分泌が減少したために起こります。
女性が閉経を迎えるのは、平均して四十九歳九ヵ月です。
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●更年期
閉経をはさんで前後十年闇、年齢にして、四十五歳から五十五歳までが更年期です。
卵巣のはたらきが低下して、女性ホルモンの分泌が急激に減少するために、からだや心にさまざまな変化が起こります。多汗、ほてり、めまいなどの肉体的な症状や焦燥感、倦怠感、不安感など精神症状に悩まされる人もいます。でも、女性ホルモンの減少にからだや心がなれてくると、つらかった症状もきれいになくなります。 |
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