健康 皮膚の気がかり

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☆皮膚の気がかり☆

皮膚は内臓の鏡です
 皮膚には年齢や生活があらわれるといいます。年を重ねると、皮膚の弾力は失われ、しわやしみがふえてきます。若いときとは明らかに違ってきます。でも、それ以上に、皮膚は内臓のようすを映し出すといわれます。便秘があればにきびや吹き出ものが出ます。体調が悪ければ皮膚がかさついたり、青白かったりします。感染する病気にかかれば、発疹という目にみえる形で「人にうつる」ということを教えてくれます。からだにあわない食品をとれ
ば、アレルギーという信号を出します。皮膚を通して、からだの内部のことがいろいろわかるのです。
皮膚にはからだを保つはたらきと健康を維持する機能があります
 皮膚は、表皮、真皮からなります。これに汗を出す汗腺、皮脂を出す皮脂腺があり、体毛や髪の毛の毛穴はこの皮脂腺と合流しています。この表皮は0.1mm以下、真皮は2〜4mといわれます。このわずか5mmに満たない厚さの皮膚が実は私たちの内臓を守ってくれているのです。
 表皮には、基底細胞のほかメラノサイトといってメラニンという色素をつくる細胞があります。紫外線があたるとメラニンがさかんにつくられ色が黒くなりますが、これによって紫外線がほかの細胞に害を与えないように防いでいるのです。さらにランゲルハンス細胞があります。これは皮膚の表面から侵入する有害物質をキャッチして防御作用をしています。皮膚のこのような作用に守られて、からだは健康を維持できるのです。
皮膚がんがふえています
 地球を守っていたオゾン層の破壊が進み、からだに有害な紫外線が地球に届くようになった今、問題になっているのが皮膚がんです。黄色人種である日本人には決して多くなかった皮膚がんが、ふえてきています。ほくろ、しみ、あざ、おできといったものが、実は皮膚がんの前駆症状だったりすることがあります。この点に対しても注意が必要になってきました。
●オゾン層
地上から10〜50キロメートルにあるオゾンを多く含む層です。生物に有害な紫外線を吸収するはたらきがあります。ところが、このオゾン層がフロンガスやコンコルドなどのジェット機の運航などによって破壊されつつあり、有害な紫外線が地上にも届くようになりました。この結果、皮膚がんがふえ始めているのです。

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